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公聴会(7月17日)の報告

公聴会(7月17日)の報告


「阿佐ヶ谷駅北東地区土地区画整理事業」の土地利用構想にかかる公聴会が
7月17日(水)19時より約2時間、杉並第一小学校体育館で行われました。

田中良杉並区長は不参加。参加者は139名。

杉並区都市整備部によれば参加者は139名でした。
区のHPと近隣の掲示板にA4の用紙で「公聴会のお知らせ」を貼っただけですから、多くの区民には知らされていなかったと思います。

しかも、この土地利用構想に大いに関係する、田中良杉並区長・欅興産株式会社(通称けやき屋敷、相澤氏)・河北総合病院の関係者の出席はありませんでした。
このようなやりかたで、区民の意見はどのように伝わるのでしょうか。

議長は杉並区都市整備部高山管理課長

体育館の舞台の近くに議長が座り、傍聴人席は体育館の後ろ半分に椅子が並べられました。
体育館の前半分はがらんと空いていて、話が聞き取りにくい状態でした。

議長は公述人の意見の発言は「10分です」と冒頭に説明。8分すぎるとベルを1回ならし、9分で2回、10分になると3回鳴らし、さらに議長が「発言は終わりです。」と厳格に何回も注意しました。限られた時間で公述人は説明しているのに、わずかの時間オーバーも認めない区の異常に厳しい姿勢を感じました。

塚田住宅課長がくじを引いて公述人を決めた。

「くじを引いて決めました。総務課長が立ち合いで動画も取っています」と、公述人に関しての管理課の説明です。

意見書を提出したのは28人。公述人に選ばれたのは10人。

管理課の説明によれば
おおむね賛成 4人
はっきり反対を含め、おおむね反対 15人
みどり等のことが中心で、どちらとも判断できない 7人
土地利用構想の範囲を超えたことを記載  2人    合計28人

公聴会で賛成の意見は4人、反対は6人でした。

賛成の意見書を出した人が4人、そして公述人に選ばれた人のうち4人は賛成意見を述べました。
賛成意見を書いた人は全員公述人になったということでしょうか
4人しかいない賛成者の4人全員が選ばれるなんて、賛成の人は何と籤運の強い人たちでしょう。

東京商工会議所杉並支部、神明宮宮司、マイタウン阿佐ヶ谷協議会、建築関係の方たちでした。

6人の反対意見は
「杉一小を河北病院跡地に移転した場合、病院の汚染が非常に心配である」「阿佐ヶ谷駅前に60mの高層ビルを建てれば、阿佐ヶ谷の良さが消えてしまう」
「子どもたちの環境という視点で考えられてない計画である」
「防災の視点で考えると、杉一小を河北病院跡地に移転することは認められない」
「この土地利用構想は杉並区長、相澤氏、河北病院の3者で決めることができる。杉並区の貴重な財産である杉一小を簡単に処分していいのか」
「この地区は阿佐ヶ谷に残された最後の緑。絶滅危惧種の鷹がいることも確認されている」
「区民の多くはこのことを知らない。もっと公聴会を開いて区民の意見を聴くべきである」等々。
多彩な意見が出、会場から多くの拍手がありました。

このような意見にたいして、区はどのような結論をだすのでしょうか?


田中区長の講演会が8月30日にあります。

セミナーのご紹介:『 田中良杉並区長 特別招聘 「阿佐ヶ谷駅北東地区」における官民連携によるまちづくりの進捗とその斬新性』の開催(2019年08月30日)

会場は南麻布のJPIカンファレンススクエア。参加費32,880円

区長は公聴会には参加せず、区民への説明もありませんでした。
そして、まだ決定もしていない計画のはずですが、講演会に特別招聘されています。

日本計画研究所(JPI)
田中良杉並区長 特別招聘
『“「安全・安心」を礎に、新時代へ”「阿佐ヶ谷駅北東地区」における官民連
携によるまちづくりの進捗とその斬新性 』

http://infrato.jp/?p=13567




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公聴会のお知らせー再び訴えます

公聴会のお知らせー再び訴えます

土地利用構想【阿佐ヶ谷駅北東地区土地区画整理事業】の公聴会

7月17日(水)午後7時から 杉並第一小学校体育館

この公聴会に関する
区からのお知らせはHPと周辺の掲示板だけ。

杉並区都市整備部管理課は公聴会のことは「区のHPと周辺地域の掲示板でお知らせしました」と説明。下は杉一小の中杉通に面した掲示板の写真です。自衛官募集のポスターの隣に公聴会のお知らせが貼ってありました。西友の隣なので買い物客がせわしく動いていました。区のHPをチェックしたり、張り紙を見る人はどれくらいいるのでしょうか。

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5月19、20日の説明会で、杉並区は以下のように説明しています。

「土地利用構想」とは、
杉並区、欅興産、社会医療法人河北医療財団の3者による個人共同施工を予定

杉並区の大事な財産である杉一小に関係する土地利用なのに、どうして個人共同施工になるのでしょうか。
杉一小学校を河北総合病院の敷地に移転。病院の土壌汚染が心配されます。
学校整備課は土壌汚染の可能性を認めながら、土壌汚染調査の計画も明らかにしていません。
杉一小の跡地には高さ60メートルの商業ビルの建設が計画されています。
けやき屋敷に河北病院が移転したら、樹木が切られ、貴重な緑がだいぶ減ってしまうでしょう。
このけやき屋敷や神明宮にはなんと絶滅危惧種の鷹が目撃されているのです。

要綱により公述人(意見を述べる)は10人までといいますが、法的根拠はありません。

区のHPで「公述の申出人が10人を超えたときは、要綱の規定により10人を公述人として選定し、結果を申出者全員に通知します。」と書いています。しかし、条例や規則とは違い、「要綱」には法令による根拠はないのです。区の基本的な、又は重要な内部事務の取扱いについて定めたものにすぎず、法的な拘束力はありません。
「杉並区まちづくり条例」「杉並区まちづくり条例施行規則」には公述人を10人に制限することは書かれていません。広く区民の意見を聴いてくれるよう要望します。

公述人の申し出は28人、どのように選ぶのですか

7月10日までに、28人が意見書を区役所へ届けました。区は本当に10人のみにしか、発言させないのでしょうか。

「杉並区土地利用構想に関する公聴会運営要綱」によると
第7条「区長は、一の公聴会において10人を超える公述の申し出者があった場合は、次の通り公述人を選定することができる。
(1) 土地利用構想に記載された内容の範囲を超えないように考慮する。
(2) 意見の趣旨が多岐にわたるように配慮する。
(3) (1)及び(2)により選定しがたい場合は、くじにより選定するものとする。」


「要綱」でも、公述人を10人に制限するとは読めません。また、くじ引きはどのように行い、結果どのように申し出者に連絡をするのでしょうか。
杉並区は区民の意見を広く聞いてください。

みなさんぜひ公聴会の傍聴に行きましょう。

「阿佐ケ谷駅北東地区土地区画整理事業の公聴会のお知らせ」です

「阿佐ケ谷駅北東地区土地区画整理事業の公聴会のお知らせ」です。

杉並区公式HPに土地利用構想【阿佐ケ谷駅北東地区土地区画整理事業】の公聴会の開催について(元年6月28日)

https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0106/1054045.html
が以下のように公表されました。

大規模開発事業の名称 阿佐ヶ谷駅北東地区土地区画整理事業

開催日時2019年7月17日(水)午後7時

開催場所 杉並第一小学校 体育館(JR阿佐ヶ谷駅北口2分)
その他 公述の申出がない場合は、公聴会は開催しません。

公述の申出

公聴会において、当該土地利用構想について意見を述べようとする場合は、所定の申出書に必要事項を記載の上、次のとおり申し出てください。
1. 申出先
〒166-8570 杉並区阿佐谷南1丁目15番1号 杉並区役所
 都市整備部 管理課 建築調整係〔電話:03-3312-2111(区役所代表)〕
2. 公述の申出ができる期間
令和元年6月28日(金曜日)から令和元年7月10日(水曜日)まで(必着)
3. 公聴会公述申出書による申出方法
直接ご持参されるか、郵送してください。
   o 持参の場合:杉並区役所 都市整備部 管理課(西棟5階)に持参してください。(土曜、日曜、祝日を除く午前8
時30分から午後5時まで)
   o 郵送の場合:申出先に郵送してください。

以上が区からのお知らせです。


公述人は10人まで(10人を超えた場合はくじ引きで選定)

「杉並区土地利用構想に関する公聴会運営要綱」第8条で、
〈10人を超える公述人の申出者があった場合は、くじにより10人を選定する〉と、規定しています。
意見を述べたい人は7月10日までに区役所へ意見書を持参するか、郵送しなければなりません。

阿佐ヶ谷駅北東地区はどう変わるのでしょうか。
杉並区が進めている方向でいいのでしょうか。

2017年のJR統計によれば一日あたりJR阿佐ヶ谷駅利用者は4万5642人ということです。
JRを利用せず、阿佐ヶ谷駅周辺を歩く人も多くみられます。住民の多くが利用する阿佐ヶ谷駅周辺の開発をどうするか。
住民の関心の高い問題です。

阿佐ヶ谷駅前の杉並第一小学校、河北総合病院、通称けやき屋敷の森に関係する大規模開発に関する事業で、2万6千平方メートルという膨大な土地開発です。

「阿佐ヶ谷駅北東地区まちづくりだより」がNO1~9まで発行されています。
     杉一小学校、河北病院、けやき屋敷周辺の20m範囲、480軒だけに配布

杉並区都市整備部が「まちづくりだより」を発行しています。
NO1は2018年1月に、NO9は2019年5月に発行しています。みなさん 手に取られたことはありますか。
この「まちづくりだより」が区民に配られたのは、杉一小学校、河北病院、けやき屋敷周辺のわずか20m範囲の地権者のわずか約480軒だけです。
区が配布したのは阿佐谷北1丁目3~7番地の全戸、それから北1丁目の8,13、14、15、19、20、22、23、25番地の一部だけです。杉並区の人口は約55万人です。
これは周辺20mの住民だけの問題ではなく、杉並区全体の問題であるはずです。


阿佐ヶ谷まちづくりだより_R

「意見交換会出席者はわずか10数名」でした。
お知らせは限定した地区にしか配らなかったので、参加者はわずかでした。「まちづくりだより」に書かれた意見交換会の出席者数は以下です。

第1回(2017年11月19日)、2回(12月2日)は出席者数が書いてないので不明。
第3回(2018年1月31日)出席者14名
第4回(2月23日)出席者11名
第5回(3月20日)出席者19名
第6回(8月29日)出席者28名
第7回(9月27日)出席者18名
第8回(12月14日)出席者10名
とても大事な問題ですが、多くの区民には知らされていないのですから、参加することすらできません。

開発を主体的に中心になって進めているのは誰?

「阿佐ヶ谷駅北東地区におけるまちづくりの推進に関する協定書」

阿佐ヶ谷駅北東地区の開発を主体的にやりたいのは
区長とけやき屋敷の相澤弥一郎氏、河北総合病院?


(2018年8月26日のオンブズブログに「協定書」の全文を載せました。)
http://atsuginami.blog.fc2.com/blog-entry-210.html

協定書は2017(平成29)年6月22日に結んでいます。

協定書の甲、乙、丙は以下の通りです。
   甲  杉並区阿佐谷南1-15-1    杉並区長 田中 良 印
   乙      (略)           相澤弥一郎印
   丙  杉並区阿佐ヶ谷北1-7-3 社会医療法人河北医療財団理事長河北博文印

「阿佐ヶ谷駅北東地区におけるまちづくりの推進に関する協定書」

杉並区(以下「甲」という。)、相澤弥一郎(以下「乙」という。)及び社会医療法人河北
医療財団(以下「丙」という。)は、河北総合病院及び杉並第一小学校の移転改築並びにこ
れらに伴う阿佐ヶ谷駅北東地区のまちづくりに協働して取り組むこと(以下「本取組」と
いう。)について、次のとおり協定を締結する。

(目的)
第1条  本協定は、甲に対し、乙と丙が乙所有の宅地である樹林地(以下「けやき屋敷」
という。)を河北総合病院の移転改築用地とすることについて提案があり
、それを踏まえ
て、「杉並第一小学校等施設整備等方針(平成29 年5月)」に基づく阿佐ヶ谷駅北東地区
におけるまちづくりの実現に向け、甲、乙及び丙が協議の上、互いに協力して本取組を
進めることを確認することを目的とする。
(略)
(本取組の基本方針)
第3条  甲、乙及び丙は、阿佐ヶ谷駅北東地区のまちづくりの主体として本取組を推進す
るものとし、次に掲げる取組を互いに協力して行うものとする。

以下、略

第1条に見られるように、けやき屋敷と河北病院が杉並区に対し提案して、阿佐ヶ谷駅北東地区のまちづくりの実現に向けて互いに協力することを確認しています。
計画案では河北病院はけやき屋敷へ移転、そのため、けやき屋敷の緑が大幅削減。
杉一小学校は土壌汚染が心配な河北病院跡地へ。
杉一小跡地に高さ60メートルのビルを建てて商業施設へ?
(協定書全文は2018年8月26日のオンブズブログを読んでください。上記URL参照)

杉並区は住民の声を聴きましたか?  このまま開発をしていいのでしょうか。
みなさん 7月17日の公聴会に向けて意見書を書きませんか。

杉並区への住民の意見書の提出方法 [これでいいの?]

杉並区への住民の意見書の提出方法 [これでいいの?]

杉並区から「意見書の提出」「パブコメ募集」などのお知らせがあります。
みなさんはFAX、メール、郵送、HPから等で意見を区役所へ送っていることと思います。

ところが 最近こんな事例がありました。A,B二つの例をあげてみます。

A, 大規模開発事業「土地利用構想に関する意見書」は直接区役所へ持参するか郵送(期日までに必着)しか認めません。

「杉並区まちづくり条例」に基づき、区域の面積が5000平方メートル以上の開発行為、又は100戸以上の共同住宅又は述べ1万平方メートル以上の建築物の建築の大規模開発事業についての区民からの意見書提出の募集がありました。
杉並区都市整備部管理課は
この意見を区役所へ持参するか、郵送(期日までに必着)しか認めていません。

「阿佐ヶ谷駅北東地区土地区画整理事業」の意見書は持参か郵送(期日まで必着)の方法しか認められず、
締め切り日の6月4日の都市整理部管理課の窓口では多くの区民が「どうしてこの方法しかダメなのですか」と質問の声を上げていました。

この事業は阿佐ヶ谷駅前の杉一小学校、河北病院、通称けやき屋敷の森に関係する大規模開発に関する事業で、2万6千平方メートルという膨大な土地開発なので、多くの区民の関心のあるところです。それにもかかわらず、パブコメのようにFAXやメール、HP等から区民の意見を送ることはできませんでした。

B, 1月~2月に行われた「(仮称)阿佐ヶ谷駅北東地区まちづくり計画(案)」の意見募集は
郵送・FAX・持参・区のHPからも書き込めた。

A,B の違いはどうしてか。

以下はオンブズの情報公開請求と区の都市整理部管理課草間奏介氏への質問でわかったことです。

質問 「どうしてA, Bで違うのですか」
草間氏回答「Aはまちづくり条例に基づきます。Bは杉並区区民等の意見提出手続に関する条例(通称パブコメ条例)に基づきます。
   Aは【まちづくり条例 第23条・・・大規模開発事業(以下「大規模開発事業」という。)をしようとする者(以下「大規模開発事業者」という。)は、・・・】と書いているように事業を行う人は民間人も含みます。
Bのパブコメ条例では
【第3条 区の機関は、政策等の策定をしようとする場合には、・・・区民等の意見を求めなければならない。】と書いているように区がやるものです。」


質問「意見書の提出方法について、規則が書いてあるのですか」
回答「どこにも方法についての規定はありません。国交省の「都市計画法」を参考に意見書の提出を求めています。」

質問「都市計画法に提出の方法が書いてあるのですか」
回答「どこにも書いていません。区民に対し不親切ではなく、事務手続き上、慣習で持参か、郵送(必着)としました。」

質問「Aの持参、郵送(必着)の根拠を聞いているのですが」
回答「それは民法97条(到達の原則)に基づきます。FAXやメールでは送り間違えがあります。郵送の場合は送り間違えれば、発信者に送り返されてくるから、送れていないことがわかます。FAXやメールでは区役所ではなく、別の場所に届いてしまうこともあるので、到達したかどうか、不明です。民法97条に照らして、到達の原則の確実性を尊重しています。」

質問「それでは、パブコメの方法でFAXやメールで提出した場合は区役所に届いているかどうかという確実性に欠けるのですか」
回答「そんなことはありません。」

質問「阿佐ヶ谷駅前の開発は多くの住民に影響があるじゃないですか。それにとても大きな広域にわたる大規模開発で広く区民の意見を求めるべきなのにどうしてですか。」
回答「ですからそれはパブコメとまちづくり条例の違いです。民間人の関係する大規模開発は持参か、郵送(必着)の方法を取っています。」

質問「意見書の提出方法は区議会で決めるのですか」
回答「いいえ、課として決めています。」

というやり取りが1時間以上続きました。
最後に「区としてご意見を承りました。」と、終わりました。

家に帰り民法97条を調べました。
民法97条
(隔地者に対する意思表示)
「隔地者に対する意思表示はその通知が相手方に到達した時からその効力を発する。」
と明記しています。相手方に提出する方法は一切書かれていません。

「杉並区まちづくり条例」が2009(平成21)年3月に改正され、「大規模土地取引行為」について追加されました。
2009年以後、A の方法で意見書が募集されたことが18件あります。

現在、「土地利用構想について、杉並区まちづくり条例第26条の規定に基づく意見書」を募集しています。提出方法は総て直接持参か郵送(必着)になっています

・阿佐ヶ谷駅北東地区土地区画整理事業(2019年5月8日~6月4日)
・(仮称)特別養護老人ホームフェニックス杉並新築工事(2019年5月31日~6月27日)
・明治大学和泉キャンパス新教育棟(仮称)整備計画(2019年6月11日~7月8日)
・杉並区高円寺南2丁目新築計画 (2019年6月12日~7月9日)

「まちづくり条例」に関していなければ、広く区民の意見を求める方法を取っています。
・(仮称)阿佐ヶ谷駅北東地区まちづくり計画(案)については
2019年1月28日~2月28日まで、郵送、FAX、持参、メール
・(仮称)荻窪駅周辺都市総合交通戦略(案)について
  2018年12月19日まで、郵送、FAX、持参、メール
・「上井草駅周辺道路・交通施設整備計画(案)について
2019年6月14日~7月5日 郵送、FAX、持参、メール

以上、見てきたように区では、土地に関する大規模開発事業について(おそらく多額の税金が投入される)は区民に意見を一応聴くが、できるだけ区民にとって、意見を出しにくいように区役所へ持参か、郵送(期日までに必着)という方針を取っていることが分かりました。

請願・陳情について 「請願・陳情は会期不継続の原則」の根拠、他

請願・陳情について
「請願・陳情は会期不継続の原則」があります。


・地方自治法第119条「会期不継続の原則」
  「会期中に議決に至らなかった事件は、後会に継続しない」


請願・陳情について、杉並区は審議・審査率が極端に低い状態と6月9日のブログに書きましたが、
http://atsuginami.blog.fc2.com/blog-entry-244.html
議員たちは前会期4年間に提出された請願・陳情71件をも廃案にしました。


上記、地方自治法119条に基づき、区議の改選で、前会期に出された請願・陳情は廃案になります。

しかし他区では廃案にしないためにいろいろ努力をしているところもあります。

文京区は廃案にならないために改革しました。

それに対してわが杉並区は多くの請願・陳情を塩漬けにして廃案にしました。

請願・陳情にたいする姿勢の違いー杉並区と文京区―をみてみましょう。

文京区の区議会事務局に聞いてみました。

文京区では会期内に請願はすべて審議・審査をする

請願は紹介議員が必要  陳情は紹介議員はいりません。
請願は委員会に付託して本会議で採択・不採択を決めます。

2015、5月~2019年3月までの
請願 126件を委員会に付託し、本会議で審査。56件を採択した。
    6件が審議未了で廃案になったが、すべて審議されました。
陳情  47件提出され、正副議長、議運の委員に配布されます。全議員には配布しません。
     趣旨に賛同できる場合は、議会で生かしていきます。

請願について2016(平成28)年8月に見直し
廃案がないように改革した。

平成28年以前は、定例会ごとに審査。委員会で採択、不採択の決定が出た場合は本会議で審査していました。
委員会で保留という結論になった場合は、本会議に上がらず、廃案になりました。

平成28年6月までに保留で審議未了が6件あったため、8月の懇談会で(会議録は無い)
平成28年9月定例会で、継続というシステムに変え、次回定例会に送って必ず結論を出すことにしました。
それ以後審議未了で廃案は無くなりました。

このように
文京区では6件の廃案があったため、議会改革を行い、改善に努めたのです。
杉並区の71件の廃案とは大違いです。


杉並区は4年間審議せずに、半分以上を廃案にする。

杉並区ではどうして多くを廃案にするのか、その根拠を情報公開請求しました。
地方自治法119条以外に、昭和26年の地方自治庁行政課長の回答が示されました。

「昭和26年3月15日の行政実例(地自行発第60号 
名古屋市議会事務局長宛 地方自治庁行政課長回答)」


名古屋市


上記が区議の改選で廃案になる根拠です。

杉並区議会では長期にわたり議員たちは廃案になることがわかっていながら、4年間、積極的に審議をせずに塩漬けにする方針を取っています。区民の声に耳を傾ける議員であれば、廃案にならないうちに審議・審査しようと思うのが当然ですが、残念なことに、「どうせ4年経てば廃案になるのだから放っておこう」という議員が多いということです。

地方自治庁行政課長の回答が出されたのは1951(昭和26)年3月15日!?


1951(昭和26)年とはサンフランシスコ講和会議で対日平和条約・日米安全保障条約が調印された年です。
ちなみに現区議会議員の中でこの回答が出たときに生まれていたのは、井口議長(7歳)、けしば誠一議員(4歳)、太田哲二議員(3歳)、木梨もりよし議員(1歳)、浅井くにお議員(1カ月)の5人だけです。

問題のある68年前の自治庁行政課長の回答に固執するのはなぜでしょうか。
またこの課長回答を根拠に廃案にすることに、区議たちはなぜ疑問を持たないのでしょうか。
区民の声を聴くという姿勢があれば、当然、議員たちは積極的に任期4年間の間に審議をするはずです。

請願・陳情は廃案にしていますが、議員たちは毎年、自分たちの報酬については、審議をしています。

文京区と比較し、杉並区の良い点は全議員に請願・陳情を配布すること。

文京区では陳情は全議員には配布しません。
杉並区では請願は紹介議員が必要ですが、請願・陳情を同等に扱い、書面は全議員に配布し、全議員が目を通しているはずです。その点は評価されます。
しかし、考えようによっては、杉並区では全議員が目を通していながら、審議・審査しないのですから、住民の声に対して耳を傾けない議員が多いということ?ではないでしょうか?
杉並区議会議員たちの意識向上を望みます。


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