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「阿佐ヶ谷駅北東地区開発のまちづくり」シール投票

「阿佐ヶ谷駅北東地区開発のまちづくり」シール投票

2020年1月13日荻窪駅前でシール投票

1月13日は成人の日。お天気が良く、暖かい陽ざしのもと、振袖を着た人も多く、荻窪駅前は賑やかでした。
荻窪駅前でシール投票(阿佐ヶ谷駅北東地区の開発のまちづくりについて)
区民15人が参加して、今年初のシール投票を行いました。
昨年の8月から始めたシール投票。阿佐ヶ谷駅、高円寺駅、浜田山駅、西荻駅、荻窪駅等で約10回、行っています。

今回は
「杉並の問題をみんなで考える会」の発行した新聞
特集号「阿佐ヶ谷駅北東地区まちづくり(開発)を考える」を配りました。


駅前を通り過ぎる多くの人たちがこの新聞を受け取りました。まだお正月気分?ということで、時間にゆとりがあるのか、新聞を見ながら多くの人と会話が出来ました。
「阿佐ヶ谷はよく行くので、関心がある」
「阿佐ヶ谷のけやき屋敷の樹木が切られ、みどりが減るのは心配」
「河北病院のところに杉一小が移転して大丈夫? 子どものことが気になるわ」
「河北病院には入院したことがあるので、これからどうなるの?」
「オリンピックの新国立競技場の建設で、住宅の立ち退きを迫られ最近、杉並区に越してきた。開発ということで、長年住み慣れたまちから立ち退かされ、生活が一変して大変」
「もう決まっちゃったんでしょ」等意見は様々でした。
新聞を見ながら、意見交換した人々の多くは「この計画には問題があるので賛成できませんね」と、シールを貼っていました。

田中区長の「個人共同施行」による土地区画整理事業に驚き、たくさんの疑問の声が

これは杉並第一小学校という杉並区の財産処分に関わる問題です。ところが、田中区長が「個人共同施行」という方法で、杉一小学校の土地の交換を「区長が申請して、区長が認可する」ことになっています。
「阿佐ヶ谷駅北東地区開発」についての問題点はまだ、区民の間には十分理解されていません。

詳細は 「杉並の問題をみんなで考える会」
http://suginami.kangaeru.tokyo/
に載っています。
みなさん ぜひ「杉並の問題をみんなで考える会」発行の特集号をお読みください。
suginamimonndai1.png

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吉田あい区議の自衛官募集の宣伝
シール投票の隣で、吉田あい杉並区議と自衛隊関係の人たちが自衛官募集のティッシュを配っていました。
「何を配っているのですか」と、声を掛けたら、
「息子が自衛官なので、中東に派遣されるのは心配だけど、仕事ですから」と女性。
男性の方は「日本の平和を守るためには、絶対、中東に派遣しなければだめだ。」と強い口調で話されました。杉並区議で参加していたのは自衛官募集相談員という肩書のある吉田あい杉並区議だけでした。

杉並区議会議員紹介ページ

https://www.city.suginami.tokyo.jp/kugikai/giin/index.html

最近自衛官の募集などでたくさんの問題が報道されています。
みなさん 杉並区のこの問題をどう考えますか?
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条例改正(第77号議案)で杉並区長等の給与等はどう変わったのか?

第77号議案 第4回杉並区議会最終日12月6日に可決

77号議案「杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例」
この条例は、月額の給料や報酬を少し減らすけど、期末手当の支給月数を改正(増やす)して、年間の給料や報酬を増額するという条例です。

(注、区長などの特別職は給料、議員は報酬です)

給与改正_R



区長の給料等については前回のブログで書きましたので、今回は議長、議員について書きます。

杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例

https://www.city.suginami.tokyo.jp/kugikai/1016938/reiki/1000298.html


別表(第2条関係)
議長 月額 861,200円  副議長 月額 779,300円
委員長 月額 647,300円  副委員長 月額 620,300円
議員 月額 599,300円

第8条期末手当
議員報酬月額及びその議員報酬月額に100分の45を乗じて得た額の合計額に、3月に支給する場合においては100分の25、6月に支給する場合においては100分の170、12月に支給する場合においては100分の178を乗じて得た額」

広報すぎなみ12月1日No2267号によれば(年間の期末手当)

議長 465万7800円  副議長 421万4843円  議員 324万1313円

第77号議案を議員の多数によって可決したので2020年からは報酬を増額

現行の議長、議員の年間報酬と、第77号議案で増額した報酬

議長 月額 861,200円×12か月+期末手当465万7800円=1499万2200円
 月額856,000円×12か月+期末手当481万5856円=1508万7856円

議員 月額 599,300円×12か月+期末手当324万1313円=1043万2913円
   月額595,700円×12か月+期末手当335万1408円=1049万9808円

さらに第77号議案では昨年12月10日に支給された期末手当も増やしていました。
12月期の支給月数を1.78月分から1.93月分に増やしていました。
1.93月分-1.78月分=0.15月分増やしたので、
議長は18万7311円、議員は13万0347円を前年より多く支給するようにしました。

12月10日に支給された期末手当 議長241万0068円、議員167万7141円

区民の中には期末手当のない人が多くいます。
杉並区議会では議員の多数で区長などの特別職の給料、議員報酬を増額する条例を決めました。
9カ月前の杉並区議選で、「私の報酬を増やします」という公約を掲げた立候補者はいませんでしたが、
でも議員になってしまえば「議員報酬を増額する議員」が多いということにがわかりました。

賛成した議員、反対した議員は杉並区議会HPで見てください。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/kugikai/ugoki/gian/1056402.html


12月6日の本会議の議長は井口かづ子議員です。

賛成した議員

自民党 (大和田伸・大泉やすまさ・今井ひろし・大熊昌巳・わたなべ友貴・國崎たかし・矢口やすゆき・松浦威明・井原太一・浅井くにお・安斉あきら・脇坂たつや・吉田あい・小川宗次郎)
公明党 (渡辺富士雄・北 明範・山本ひろ子・中村康弘・川原口宏之・大槻城一・島田敏光)
立憲民主党 (太田哲二・山本あけみ・関口健太郎・ひわき岳・川野たかあき)
自民・無所属・維新クラブ (岩田いくま・小林ゆみ・藤本なおや)
共に生きる杉並 (木梨もりよし)
正理の会 (佐々木千夏)
美しい杉並 (田中ゆうたろう)   以上33議員

反対した議員

共産党 (山田耕平・金子けんたろう・富田たく・野垣あきこ・酒井まさえ・くすやま美紀)
いのち・平和クラブ (そね文子・新城せつこ・けしば誠一・奥田雅子)
杉並わくわく会議 (松尾ゆり)
杉並を耕す会 (奥山たえこ)
無所属 (堀部やすし)
都政を革新する会 (ほらぐちともこ)   以上14議員

欠席採決の時、退場した議員
自民・無所属・維新クラブ (松本みつひろ)

杉並区議会だより2020年1月1日発行(No249号)8面に審議結果が載っています。


都議会議員と比較してみました。

昨年12月10日に支給された期末手当の東京都の特別職の支給額等がホームページに掲載されています。



http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/12/10/09.html

特別職の支給額(税等控除前)は以下の通りです。また、支給月数は1.725月です。

都知事  2,122,302円(※知事の支給額は、50%の減額措置を講じたもの
            小池都知事の公約に基づき50%支給)
副知事  3,466,232円
教育長  3,227,181円
議長   2,543,271円
副議長  2,295,147円
議員   2,045,022円
(※議長、副議長及び議員の支給額は、20%の減額措置を講じたもの)

12月10日に支給された期末手当
を比較してみました。

小池百合子都知事2,122,302円   田中良杉並区長3,736,793円
都議会議長2,543,271円      杉並区議会議長2,410,068円
都議会議員2,045,022円      杉並区議会議員1,677,141円


12月期末手当の支給月数の違い
東京都の特別職・議員 1,725月分
杉並区の特別職2,055月分   杉並区の議員 1.93月分

みなさん、東京都に比べ、杉並区の支給月数の多いことをどう考えますか。


特別職の支給額等

  支給額(税等控除前)        支給月数
  知事  2,122,302円        1.725月
  副知事 3,466,232円
  教育長 3,227,181円
  議長 2,543,271円
  副議長 2,295,147円
  議員 2,045,022円

※知事の支給額は、50%の減額措置を講じたもの

※議長、副議長及び議員の支給額は、20%の減額措置を講じたもの

区内商店会の補助金不正受給についてご報告いたします-広報すぎなみ12月15日号ー

広報すぎなみ12月15日発行(No2268号)を読みましたか。


「区内商店会の補助金不正受給についてご報告いたします」

田中良杉並区長の写真入りで、9面にこの記事があります。

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この記事の中で「区内部に『商店会に関する補助金検証委員会』を設置し・・調査・検証を行いました。・・区には『法的責任』はないと判断するに至りました。・・管理・監督責任として、区長である私および区民生活部を所管する副区長の給料を100分の10減額(1カ月)することにしました。」

では区長の給料はいくらなのでしょうか?


ブログ②_R

広報すぎなみ12月1日号9面に区長の月額給料は111万9700円と載っています。

上の写真が見にくいので、「特別職の報酬等の状況」を下に載せました(これも見にくいですがご判読ください)

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では、区長は補助金不正問題で、11万1970円(100分の10)を減額したのでしょうか。


12月6日第4回杉並区議会定例会で、第77号議案が賛成多数で可決しました。

第77号議案とは「杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例」です。

区長・副区長・教育長・監査委員(常勤)・議員の給料、報酬の改正です。
驚いたことに、月額の給料、報酬は減らすが、期末手当の支給月数を増やして、年間では増額する条例を議員たちは賛成多数で可決したのです。

ぶろぐ3_R




来年の1月1日から区長の月額給料が1,119,700円から1,113,000円となり、6,700円減ります。
ところが、期末手当の年間支給月数は3.98月分から4.13月分に増額して、年間手取りは増えます
さらに極め付きは、今年の12月給料はそのままで、12月10日に支給した12月期の期末手当の支給月数を現行の1.905月分から2.055月分に増額しました。

さあ、これから算数の勉強です。

区長の月額給料1,119,700円×現行の年間期末手当3.98月分=4,456,406円
広報12月1日号には区長の期末手当は7,237,199円と載っています。
7,237,199円-4,456,406円=2,780,793円の差はどこから来るのか。
それは区長に支払われる(月額給料+諸手当)が期末手当を計算する時の基本になるからです。
年間期末手当7,237,199円÷年間期末手当3.98月分=1,818,391円になります。
つまり区長の額(給料+諸手当)は1,818,391円>ということです。

12月10日に支給される12月期の期末手当
77号議案が可決する前は1,818,391円×1.905月分=3,464,034円
77号議案成立後、1,818,391円×2.055月分=3,736,793円

77号議案成立で区長の12月期期末手当は約27万円増額。
3,736,793円-3,464,034円=272,759円増えました。

議会で賛成多数で77号議案を可決したので、区長には272,759円も多く、12月10日に3,736,793円が払われました。

区長は補助金不正問題で、責任を取って減額したことを大きく広報すぎなみに書いていますが、実際には、多く手にしていたのです。
区長のことを書きましたが、副区長・教育長・監査委員(常勤)・議員の12月期の期末手当も増えました。

区内には期末手当のない人がたくさんいます。
でも区議会では簡単に自分たちの年収を増やす条例を決めています。
これらのもとになるお金は全て税金です。

阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画案の意見書提出!!

阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画案の意見書提出 !!

この件に関する
「都市計画審議会」 が 12月23日(月) 10時から開かれます。
みなさま ぜひ傍聴してください。



阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画案の意見書提出のお知らせは
「広報すぎなみ」の4ページに小さく掲載されました。公報杉並_R



12月1日発行の「広報すぎなみNo2267号」を読みましたか。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/koho/pdf/h31/1056790.html


1,2,3ページはカラーでオレオレ詐欺の特集号。1ページの下にContents-主な記事-が書いてありますが、「阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画案の意見書提出のお知らせ」はありません。区にとっては、意見書提出は重要な問題ではないようです。
「意見書提出のお知らせ」は4ページに目立たないように掲載してあります。「広報すぎなみNo2267号」は全部で16ページあります。
この広報を読んで区民の中のどれくらいの人が、意見募集の記事に気づいたでしょうか。

阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画案とは?

阿佐ヶ谷駅から歩いて1分の北東地区に杉並区内で一番初め、明治8年に開校した杉並第一小学校があります。杉一小を河北病院の地に移転予定。杉一小のある場所は高台ですが、河北病院のある場所は杉一小よりも約3mも土地が低く、旧桃園川の地域で、軟弱地盤です。また、小学校は災害時の避難場所になりますが、区のハザードマップによれば2m浸水するという災害時には不適切な土地です。
さらに、河北病院は約90年前に開業し、医療廃棄物等による土壌汚染が心配されますが、現在、区も河北病院も土壌汚染調査の計画はありません。
河北病院は緑の多い屋敷林の所(欅屋敷)に10階建ての病院を建てる予定。住民に愛されている杉並区の歴史的遺産でもある貴重な屋敷林の樹木の多くが伐採されてしまいます。杉一小の跡地には高さ60mのタワーマンションを建てる予定。阿佐ヶ谷駅前は規制緩和によって、巨大ビルが建ち、景観は一変することでしょう。
阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画等の都市計画が田中良杉並区長、欅興産株式会社(代表取締役相澤弥一郎)、社会医療法人河北医療財団(理事長河北博文)の3者による個人共同施行として、拙速に、且つ強引に進められています。

「阿佐ヶ谷駅北東地区まちづくりだよりNo12」

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「まちづくりだよりNo12」に、地区計画案等の説明会と意見書提出のお知らせが載っていますが、この「まちづくりだより」はみなさんに配られていますか。区民の中でどれくらいの人がこの「まちづくりだより」を手にしたでしょうか。

意見書の提出は12月3日(火)~17日(火)まで

区の説明会 
12月12日(木)地区計画案等の説明会(杉一小体育館)
12月14日(土)オープンハウス形式の説明会(阿佐ヶ谷地域区民センター)
意見書の提出方法 12月17日5時までに区役所、都庁へ持参か、郵送(必着)
素人の区民が意見書を書く為には、かなり勉強をしなければいけません。
意見書の提出は4種類あります。東京都市計画について(都市計画法17条)
① 阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画の決定
② 高度地区の変更
③ 防火地域及準防火地域の変更
④ 用途地域の変更

12日の説明会や14日のオープンハウスでの説明を聞いてから、意見書を書くとなると時間がありません。
郵送では17日につくという保証はありません。提出最終日の17日に区役所や、都庁へ持参するしかありません。
仕事をしている人やいろいろな事情があって、持参できない人は意見書が出せないという明らかにおかしな方法に区は固執しています。

FAXやメールでの意見書の提出を絶対認めない区の方針

FAXやメールがダメな理由、体の不自由な方への配慮はどうしているのか、区へ聞いてみました。

杉並区都市整備部管理課長 高山 靖さん
杉並区都市整備部特命事項担当副参事 河原 聡さんの回答です。

「意見書の提出方法に関することについてですが、意見書の提出は、郵送又は持参によることとさせていただいております。都市計画案の意見書については、自己の権利関係など詳細な個人情報に言及するケースも想定されることから、より確実な到達手段である郵送・持参に限定しております。
お体の不自由な方への意見書の提出に関するお問い合わせについてですが、視覚障害者の方の場合では、区公式ホームページで、広報紙の内容を音声でお聴きになれるサービスや点字広報紙の発行も併せて行っており、意見書の提出をされる場合は、広報課へご相談ください。また、区役所へのご持参が難しい場合は、郵送による提出もできますので、そのようにご案内しております。
なお、まちづくりだよりの点字紙等のご意見については、まちづくり施策に関する広報全般の課題であることから、ご意見を参考に、そのあり方を研究してまいります。」


回答からわかるように、区が郵送か、持参に限定しているということです。
「区民からどのように多くの意見を聴くか」という観点はありません。

ところが区の職員で親切な人がいて、都庁への意見書を預かってくれました。
杉並区と都庁の間には交換便があって、この方法を利用すると、簡単に都庁へ書類を送れるそうです。
このことについての回答は
「東京都への意見書の提出に関し、区の職員が預かり提出したことについてですが、担当職員の認識が誤っており、本来は直接東京都に提出していただくことになっております。お詫びするとともに、正確な事務手続きの遂行に努めてまいります。」

区役所のなかには「五つ星の区役所」のポスターがあちこちに貼ってあります。
区民に親切にした「担当職員の認識が誤って」いたということです。

区はなるべく区民の意見を聴きたくないということがはっきりしました。

意見書提出のため、区役所5階都市整備部の前で偶然会った人たちと都庁へ持参。


丸の内線南阿佐ヶ谷駅から中野坂上へ。その後、大江戸線に乗り換え、都庁前に。延々と続く階段。地下鉄の乗り換えは大変です。足の悪い人が都庁につくと同時に車椅子を借りました。その人は帰りはやむなく、タクシーを利用しました。
時間も交通費もかなりかかりました。

区民は意見書を出すために、大変な苦労をしています。区役所がFAXやメールを認めれば簡単に解決することです。意見書を提出する人の多くが、杉並区都市整備部に何度も何度も要求していますが、区は絶対に認めません。また、意見書提出そのものが、区は形式的にやっているようで、区民の意見がどのように生かされているか、不明です。

杉一小学校は区の財産なのに、田中良区長は土地評価額さえ公表していません。

田中区長はすでに10月に、杉一小と河北病院の土地の権利交換(土地区画整理事業の「仮換地」指定)に同意しています。杉一小は区民の財産です。
区の財産にかかわることなのに、個人共同施行として、田中良杉並区長、欅興産株式会社(代表取締役相澤弥一郎)、社会医療法人河北医療財団(理事長河北博文)の3者によって、計画は強引に進められています。

再度のお願いです。
12月23日、区役所で10時から都市計画審議会があります。ぜひ傍聴をお願いいたします。

杉並区議会だよりを読んでますか―区議会だよりを検証します

杉並区議会だよりを読んでますか―区議会だよりを検証します。

杉並区議会だよりNo248号(2019年11月15日発行)について

記事の内容は第2回臨時会と第3回定例会の議案や審議結果です。
平成30年度決算についての各会派の意見発表、区政を問う一般質問が、区議の写真入りで掲載されています。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/051/335/dayori011115.pdf


区民にとっては第3回定例会で行われた、区議による議場でのヘイトスピーチは驚くべき出来事でした。区議会だよりのどこに書いてあるか探しましたが、やっと8面の下の方に「発言の取り消しについて※1、※2」と載っているだけです。議会だよりを読んだ方で何人の方が気づいたでしょうか。

そこで議会だよりの記事の内容について、問い合わせました。
回答は、杉並区議会事務局次長  植田 敏郎氏からメールでいただきました。

過去10年間で発言取り消しがあったのは、3件のみ

質問 過去10年間で発言取り消しが何回行われたか
回答 会議規則第122条に基づき会議録に記載しないとされた発言取消例は、平成21年第1回定例会から令和元年第3回定例会までの本会議において、ご指摘の2例を除き下記1回です。
平成31年2月18日 田中ゆうたろう議員


過去10年間で調査してもらいましたが、今年になってから3件(田中ゆうたろう議員、第3回定例会での松本みつひろ議員、佐々木千夏議員の3人ということです。直近の約8カ月の間に3議員の発言取消とは、議員の言葉があまりに軽くなりすぎていませんか。

質問 発言取り消しの内容を区議会だよりに掲載しなかった理由

回答 区議会だよりでは議会の活動内容をお知らせするため「代表質問・一般質問の要旨」や「委員会の活動記録」等を掲載しておりますが、こうした中で、限られた紙面に全ての議決事項等の内容を全て掲載することは困難です。

質問 意見発表や一般質問における区議の意見記事の責任者について

回答、意見発表や一般質問等の掲載文における議員の意見記事は各議員がご自身の責任の下で発言内容を要約して掲載しています。

議会だより6面に佐々木千夏議員(正理)の一般質問の要旨が掲載されています。
「小学校の教科書について」
区民税が使われる小学校の教科書について、自衛隊の方の取組など良い内容も記載されているが、その一方で、歴史的事実と違う記載があるという指摘を区民の方からいただいた。
 すでに教科書は決まっているため、今すぐ教科書を変えてほしいといっても変えられないと思うが、副読本を配布したり、予算の問題があるのであれば、教師の皆さんに勉強会を開いていただいたりするなどして、「こうしたことは間違っている」と子どもたちに教えていただきたいと思っている。小学校のうちから正しい歴史を教えるということが非常に大事である
 こうした活動をすることについて、区はどのように考えているか、見解を問う。
 区民の方からいただいているお叱りの声や失望の声は、区長を始め私たち行政に関わるすべての者に対する期待であると考えている。」(以上、議会だよりより)

佐々木千夏議員の発言(9月12日)については、すでにブログで書きました。
http://atsuginami.blog.fc2.com/blog-entry-259.html


発言内容は史実から大きく逸脱し、多くの住民の人権を傷つけるものでした。
議場での発言を正確に伝えていない要約文です。
佐々木議員は「小学校のうちから正しい歴史を教えるということが非常に大事」
と書いていますが、正しい歴史とはどのようなことを考えているのでしょうか。

質問 区議会だよりの発行目的?

回答 区議会だよりは、議会の活動内容を区民等に広くお知らせすることを目的として発行されています。


雑誌「世界」(岩波書店)に【片山善博の「日本を診る」】が連載されています。
2019年7月号は《「議会だより」の空虚にみる、地方議会改革のピント外れ》がテーマ。
片山氏によれば
「議会だよりには、前回の議会でどの議員がどんな質問を発したか、それに首長らがどう答弁したかを要約することに編集の主眼が置かれているが、これなどは典型的なピント外れである。」
「議会だよりには前回の議会の報告ではなく、次の議会のことを住民に知ってもらう役割を担っているはずだ。『住民に開かれた議会』を取り上げている議会であれば、できるだけ多くの住民に議会に足を運んでもらうためにも、この種の広報機能は重視されるべき」
と、述べています。

杉並区議会だよりは典型的なピント外れ?
杉並区議会だよりを見ると、紙面の約3/4は議員の発言です。この片山氏の観点からすると、典型的なピント外れ?の区議会だよりです。
最終面に必ず、「議案等の概要と審議結果」が掲載されていますが、今まで、陳情・請願の審査については議員・会派の賛否を載せません。住民が一生懸命に書いた陳情・請願について、議員・会派の賛否を明らかにしないことは、もっとピント外れ!?