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「税金使って何が悪い!」区議の抗弁集  (その1)

政務活動費(税金)が第2の給与では?とメディアなどで昨今盛んに取り上げられています。
 区議の政活費がどのように使われているか適時当ブログに載せていますが、掲載されたのは8年間調べてきたことのほんの一部でしかありません。

 今回は政活費監査結果書に掲載された、区議の抗弁(使途は適切と言い訳する)をお知らせします。
 区議の税金に対する甘い認識がありありと浮かんでくるようです。

【岩田いくま議員の事務所費とは】
  岩田議員は自宅の一部を事務所として、家賃、水光熱費の一部を政活費から支出しています。
  オンブズは岩田議員の様に自宅事務所費と水光熱費の政活費からの支出に対してずっと返還要求をしてきました。
  自宅を事務所にする場合は公私混同の温床になる可能性が大きく、事務所としての実態の透明性が証明しにくいため
  政活費からの支出はすべきではないという理由からです。

  しかし返還要求は毎回「支出の適法性は認められる」で切り捨てられてしまっています。  
  毎回こんな状況なので、オンブズとして政活費の収支に自宅事務費を計上している議員の事務所を実際に訪問をしてみることにしました。
  岩田議員の自宅事務所をオンブズメンバー3人で訪問しました。

先ず、杉並区職員措置請求監査結果 (平成24年度政務調査費に関する措置請求書)の岩田議員の項の訪問記の一部を掲載します。

岩田いくま
平成26年4月に、岩田議員にコンタクトをとり、自宅事務所を訪問しました。(中略)

  事務所のあるマンションの入り口には、「入居者以外の立ち入りを禁ず」と記されいて、マンション1Fの岩田議員宅には「岩田」の表札すら無く、事務所の存在を示すものはありませんでした。事務所への受け入れは、勿論、岩田議員の事前連絡が必要でしょうが、常時、外部者を受け入れ可能な状態にはないと思われました。一方、社会通念上、自宅は、本来、生活空間です。当然のことながら、岩田議員に、その生活空間の実態を開示する義務もなく、又、オンブズにも、それを要求する権利・意図はありませえんが、政活費に使途計上するためには、水光熱の使用を含めた事務所としての使用実態を開示する責務があります。事務所としての使用実態を反映させずに、ただ単に、機械的に按分比を計算し、事務所費を政調費に計上することは、政活費条例に基づき、交付される公金の支出であることから、条例の趣旨に反する不法行為の構成要因であると判断せざるを得ない状態でした。(後略)

上記のように、訪問の際
  事務所として使用されている部屋に通されましたが椅子がないため床に直接座ることになりましたが、ほこりだらけでした。  しかし3人も座るスペースが無かったため、結局ダイニングルームに通されました。
議員自身も「事務所」の実態が無いことを私たちが感じ取ったのを察知してか、本人も事務所と言えず、「作業所」としてつかっていると発言していました。
  1時間程度の滞在でしたが、お茶はでませんでした、トイレも使用しませんでした。(岩田家の水道代を按分1/10して税金である政務活動費から支払っている) 

  次は、オンブズの返還要求に対する岩田議員の抗弁です。(平成25年度・杉並区職員措置請求監査結果)

  8. 岩田いくま議員
 1)事務所費
    昨年も記したとおりであるが、仕事柄、役所内以外に仕事をする場所が必要である。
    請求人は、事務所=応接スペースが存在、との考えのようであるが、SOHOの例を持ち出すまでもなく、応接スペースのない職場は存在する(むしろ、16,000/月の事務所に、応接スペースを求められても困る)。
    なお事務所関連費は、事務所費に応じた按分比とするのが適切であると考える。
    また、応接スペースとして活用しているダイニングルームは、通常「家族の生活空間」として利用しているため、政務活動費には計上を行っていない。
    参考ながら、請求人等から申し出のあった事前の問い合わせ内容は「政務活動費に計上している部屋を見たい」とのことであったため、区政その他の質問に時間を割くことは、当方は想定していなかったことを付言しておく。


この抗弁を読むと、政活費からの支出をしている事務所としてのスペースがないことを議員自ら言ってしまっているように思えます。

  議員の事務所には支持者や有権者が区政その他の質問に訪れるのではないのでしょうか。そのような人びとも事務所にスペースがないため応接スペースとして活用しているダイニングルームに(私たちの様に)通されるのでしょうか。
  議員は『応接スペースとして活用しているダイニングルームは、通常「家族の生活空間」として利用しているため、政活費には  計上していない。』と抗弁していますが、オンブズの3人が通されたのはそのダイニングルームでした。

  更になにを取り違えたのか「応接スペースを求められても困る」とありますが、オンブズが要求したのは事務所費と水光熱費の返還のみなのです。
区政やその他の質問や相談のために議員事務所に人が訪れた場合、電気をつけたり、エアコンをつけたりお茶を出すため水道、ガスを使ったりするので政活費からの支出を計上しているのではないのでしょうか。

  岩田議員以外の議員も自宅事務所費を計上しています。 しかしオンブズメンバーの 自宅事務所訪問以来、政活費に事務所費を計上する議員は減りました。
  それでもなお岩田議員は現在精査中の政活費に相変らず事務所費(家賃、水光熱費1/10按分)を計上しています。
  
  この様なことを8年間も放置している監査委員の仕事に対する認識を問い続けて来ました。
  一刻も早く【外部監査を導入しない限り「税金のムダ使い」は無くならないのではないでしょうか。



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