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政務活動費の住民監査請求の意見陳述を傍聴して

政務活動費の住民監査請求の意見陳述を傍聴して
      《 初めて傍聴した区民の方から感想が送られてきました。》

5月29日、区役所8階の監査委員室で、区民11人が提出した、杉並区議会議員の政務活動費についての意見陳述を傍聴してきました。
すぎなみオンブズを中心としたこのメンバーは約10年間、区議会政務活動費の使い方を毎年チェックし、さまざまな不正を改めさせてきました。
今回は2015年度の政務活動費について、問題のあるケースにしぼり、4月末に住民監査請求の書類を提出しています。

今日の意見陳述は、請求したうちの5人が、提出書類を補足する形で監査委員たちに意見を述べました。傍聴者は11人で狭い監査室はいっぱいになりました。

最初に意見を述べた請求人は、「10年も監査請求を続けてきたのに、議員たちの領収書の扱いはいまだに極めてずさん」と指摘。
①実際には住所地にない会社名の領収書が何年も提出され、すぎなみオンブズが長年、住民監査請求で指摘したにもかかわらず監査委員が認めてきた例がある②切手購入は年額3万円以内などと決められているのに、25万円以上の切手を領収書なしで購入したケースもあるが、監査では支出を認めている③ある議員は提出書類のうち、都合の悪い領収書をあとで勝手に差し替えている、などの実例をあげ、「区民の税金なのに、こんないいかげんなことでいいのか」「これ以上無駄遣いをさせないよう、監査委員は厳正な監査をしていただきたい」と訴えました。

また、別の請求人は、「議員事務所などの人件費を、全額政務活動費から支出している議員もいるが、これはおかしい」「議員活動には当然区議会以外の政治活動も含まれているわけだから、その分は按分して請求額を差し引くべきだ」と強調。
また、「議員たちには、議員報酬、期末手当も十分支払っているのだから、それ以上に払う必要はないのではないか」「本来、政務活動費は中止すべき費用だと思う」「議員たちが『もらって当たり前』『勝手に使える金』と考えるのは間違っている」とも述べ、監査委員に対して「もっとキチンとしたチェックをお願いしたい」「そうでなければいつの間にかいいかげんな自治体になってしまう」と語りかけました。

監査結果は、6月に文書で回答される、とのことです。
ただ、これまで毎年の経過を見る限り、あまり期待はできないようです。
もっともっと多くの市民に、この「政務活動費」の実態と問題点を知ってもらうことが何より大切と、改めて実感した次第です。
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