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「政務活動費返還請求事件」の裁判の経過報告 その6 第5回口頭弁論(9月29日)

「政務活動費返還請求事件」の裁判の経過報告
その6 第5回口頭弁論(9月29日)


 すぎなみオンブズは大和田伸杉並区議会議員他15人の議員及び公明党ら2会派が2014(平成26)年度政務活動費から支出した主に区政報告関係の費用、 1094万余円は違法な支出に当たるとして、これを返還させるよう杉並区長に求め、住民訴訟を起こしました。
 
区政報告類の経費の半額は返還すべきと主張・立証
 2014(平成26)年度は、6月に区長選挙・区議補欠選挙、12月に衆議院議員選挙と3つの選挙があり、さらに2015年4月26日には議員自身の区議会議員選挙が直前に控えていました。区政報告類の経費の全額を政務活動費で支出した杉並区議が多数います。議員が発行・配布した区政報告類を見ると、選挙を意識したと思われる内容が多いので、50%以上按分して、それを超えた部分を返せとの主張・立証を行ってきました。
今回までに原告であるすぎなみオンブズは、裁判所に証拠書類として甲270号証まで提出しました。これに対して被告側からは今までに出されている証拠書類は条例や会計関係等の書類(乙1~17号証)のみで、議員からも按分せずに全額を政活費で払う根拠となる説明はありません。念のために説明しますと裁判の証拠書類は原告から提出するのは甲・号証、被告から提出するのは乙・号証です。

古田孝夫裁判長が反論の書類を出すように被告側に指示
今まで古田孝夫裁判長は違法な支出について原告が立証するようにと言っていましたが、すぎなみオンブズは毎回多くの証拠書類を出してきました。
裁判長は今回初めて「被告側は反論を出すように」と指示を出しました。被告側は「量が多いので、できるところまで」と答えましたが、裁判長は「第1段階として、11月中に被告側から反論の書面の出せるものを出しなさい」と指示しました。

ある区議の政務活動費の使い方を示してみます(詳細は裁判の経過報告の中で書きます。)
区議選は2015年4月26日にありました。区議選1か月前、そして議員としての任期満了に近い3月下旬に「区政報告春号」を16万6千部、印刷しました。このうち、3月27日と30日に約5000通を郵送したという領収書が提出されているので区民等に郵送したことはわかります。しかし、あとの16万1千部はどのように使用したか不明です。この印刷代にかかった費用約65万円を全額政活費で払っているのです。
この区議の「選挙運動収支報告書」の3月の収入の欄を見ると、自己資金や寄付等があり、活発に選挙運動が動き出したということが読み取れます。ではこの間に発行した16万部という「区政報告春号」はどのように使われたのでしょうか。
区議からの説明がなければ、按分せずに全額を政活費で支出した理由がわかりません。次回までに議員からどんな説明が出されるのでしょうか?

次回裁判は、12月8日(金)1時半より、522号法廷です。

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