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高円寺小中一貫校の開校延期問題の真実は?

高円寺小中一貫校の開校延期問題

杉並区はHPで「工事妨害」と書いているが、
その現場を見た区の職員は誰もいない。


2017年11月9日に「(仮称)高円寺学園の開校時期を延期します」という下記の文が杉並区のHPに載りました。区はHPに開校延期の原因を「工事妨害」としていますが、誰が、いつ、どこで、どんな工事時妨害をしたのか一切、書いていません。主語のない文章で、「工事妨害」だけを理由としています。
もともと当初の予定より、約4カ月遅れて東京都から建築確認が下りました。建設にとても大事な杭の発注は1月の予定でしたが、杉並区政策経営部施設整備担当課長は「工事請負者と協議の上、建築確認が下りるのを待って発注した」と答え、実際に発注したのは5月です。

これでわかるように、建築確認許可の遅れ、杭の発注遅れなどは「工事妨害」とは一切関係がありません

(仮称)高円寺学園の開校時期を延期します
HP  ページ番号1037624  更新日 平成29年11月9日

 区では、平成25年11月に策定した「高円寺地域における新しい学校づくり計画」に基づき、現在の杉並第四小学校、杉並第八小学校及び高円寺中学校を統合した新たな施設一体型の小中一貫教育校【(仮称)高円寺学園】として、平成31年4月の開校に向けて、その取り組みを進めてきました。
 現在、高円寺中学校校地において進めております新校舎の建設建築工事につきましては、着工段階から4か月程度の遅れが生じ、その遅れを取り戻せるよう各工程の短縮を図りながら工事を進めてまいりましたが、本年10月下旬に工事請負者から、区に対し、「工事妨害があり、工期内に工事を完了することができない」ことを理由に、当初の平成31年2月28日までの工期を同年7月中旬まで延長したい旨の請求がありました。
 この請求を受け、区と請負者間で協議した結果、請求内容を妥当なものと判断し、工期延長(平成31年7月中旬予定)するため、今後、契約変更に向けて手続きを進めていくこととしました。
 これを受け、区は、(仮称)高円寺学園の開校時期を次のとおり延期することとし、平成29年第四回区議会定例会に補正予算案を提案することといたしました。以下、略

このHPを見て、開校延期の原因が理解できなかったので、区長への手紙を4回書き、4回返事が来ました。4回の質問と回答の一部を書きます。
質問と区の回答(斜字・青字)を書きます。

HPに対する質問の回答は下記の二人から来ました。
杉並区政策経営部施設整備担当課長   伊藤 克郎氏
杉並区教育委員会事務局学校整備課長 和久井 伸男氏です。

質問1「工事妨害」とありますが、区の職員は現場に行ってみましたか。
回答  区職員が現場で直接それらの行為を見たということはありません。

質問2 区は「度重なる妨害行為」と言っていますが、現場に行かなかったのはなぜ?
回答 工事現場における近隣への対応につきましては、第一義的には、区との契約の相手方である工事業者が責任を持って行うべきものであります。

[驚いたことに現場に行かないことを決定するための会議は特に行っておらず、会議録等はありません。]

質問3 区が工事妨害と判断した理由は?
回答 妨害行為については、工事請負者による建築妨害禁止の仮処分決定及びその後の保全異議申立事件の決定において、東京地方裁判所が司法の立場で判断しており、その中で示唆されている内容について、工事請負者から報告を受け、区としても妨害行為があったと判断したものです。

質問4、「区と工事請負業者が協議して、開校延期は工事妨害と判断した日時、出席者、会議録等を明らかにしてください。
回答 平成29年10月25日午後に請負者と営繕課職員で行っておりますが、会議録はございません。

質問5 上記の区のHPに掲載した文章はどこで決定したのでしょうか。日時、出席者、会議録等を明らかにしてください。
回答  ホームページの掲載内容については、所管課である学校整備課及び営繕課を中心に、教育委員会事務局及び区長部局で内容を確認した上で、学校整備課で掲載処理の手続きを行ったものです。会議等の開催により決定したということはありません。

以上、区とのやり取りの一部を書きました。はっきりしたのは、
〇新校舎の建設、設備に80億円以上の多額の税金が使われるにもかかわらず、地域住民が「意見を聞いてほしい」と何回も訴えても住民の意見を聞く姿勢が区になかったこと。
〇地域住民が「区との話し合い」を求めたが、区の職員は現場に行かず、そして現場を見ずに、「工事妨害」と断定したこと。
地域住民が白石工業等の建設業者に裁判に訴えられ、精神的にまた弁護士費用等で経済的にも苦しめられているにもかかわらず、区は一切関知していないといっていること。
〇HP掲載時、地域住民等の意見を聞かず、建設業者の意見を妥当として掲載したこと。

このように杉並区が開校延期を「工事妨害」と決めつけたことは多くの問題点を含んでいます。

杉並区政にはこれ以外にもたくさんの問題点がありますが、「区長への手紙」を出すと必ず返事をくれることは評価できます。
区に問題を気付かせるために、みなさんも疑問に思うことはどんどん区へ手紙を書きましょう。
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