沖縄県名護市は選挙公報を発行していない!

沖縄県名護市は選挙公報を発行していない!

名護市選管「選挙公報は発行してないさあ、公約は新聞で見ればいいさあ」

2月4日に投開票された人口約61,000人の沖縄県名護市の市長選を全国が注目し、東京でも大きく新聞報道されました。
立候補者は「現職の稲嶺進氏」と「新人(名護市議)の渡具知武豊氏」です。
この2候補者の公約の違いは何だろうと思い、選挙2週間後、沖縄に行ったので、名護市の選挙管理委員会を訪ねました。
「選挙公報を見せてもらえますか」の問いに選管は「発行してないさあ」と答えました。
「新聞に公約が載ってるし、それで判断するさあ。新聞採ってない人はポスターを見ればいいさあ」と。
「公約を知りたいのですが」と言ったら、投票日当日の琉球新報と沖縄タイムスの2紙を無料でくれた。
名護市にとっては大きな争点は「辺野古の新基地建設問題」である。新聞の一面は
稲嶺氏は「辺野古止める」。渡具知氏は「生活向上を」と書いている。
二面に渡具知氏の基地問題についての見解として「在沖海兵隊の県外・国外移転を求める」とありました。
結果はご存知のように渡具知氏20389票、稲嶺氏16931票、
3458票差で渡具知氏が当選しました。

渡具知新市長は内閣官房長官・沖縄基地負担軽減担当大臣 菅 義偉に要請書提出
当選8日後の2月12日に新市長は菅官房長官に要請書を提出しました。要請書の冒頭は「先の市長選挙に際しましては、自由民主党、公明党、日本維新の会から力強いご尽力を頂きましたことに対し心から感謝申し上げます。」と書いてあります。
早急に取り組みたい事項の中に「公約実現のため国から優秀な人材を複数名確保(総務省、経済産業省、国土交通省等)」を要請しました。
渡具知市長は13日に上京して安倍首相や菅官房長官に要請書を手渡しました。この要請書を名護市議会議員に公開したのは10日後の22日でした。現地の人々は「これでは地方自治の精神がないがしろにされ、名護は国の出先機関になってしまう」と、非常に心配していました。

公約は膏薬?
那覇の女性が言っていました。「沖縄言葉で、膏薬のことを〈またばし〉というよ。公約のことも〈またばし〉のようなものだといって軽んじるからねえ。」と苦い顔をしていました。

沖縄市の方は「沖縄市は選挙公報を発行しているよ。選挙公報の発行は任意で各自治体にまかされているんだ」と言っていました。

では わが杉並区の場合はどうでしょうか

杉並区の公約は?(平成27年4月26日執行の区議会議員選挙選挙公報より)

現在、すぎなみオンブズは政務活動費の調査を行っています。
政務活動費について2議員が公約で書いていますので紹介します。

上野エリカ議員は「みずから身を切る議会改革、政務活動費年間192万円を0ゼロへ!」を掲げ、初当選した。しかし、当選した直後から政活費を使い、議員になった1年目2015年度は1,365,349円を使い、さらに2016年度は1,583,936円を使っています。

川野たかあき議員は「ムダをなくして、福祉にまわそう!杉並区の政務活動費は?会計帳簿と領収書はネット公開を!」と公約に挙げています。議員になって2年10カ月経つが、川野議員のHPにはいまだ、アップされていません。


区議会全体を待つのでなく、ひとりからアップすることで、全体が変わるのではないでしょううか。或いは区議会に働きかけているが実現しないということなのでしょうか?
上野・川野議員は自身で掲げた公約で、自分自身が決断すれば簡単に実現できるものではないでしょうか?
杉並区でも公約が沖縄言葉でいう膏薬の〈またばし〉になっていないか、危惧するところです。


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